クニトミ
- 銀行員が転職する時に、企業側から見た強みは?
- 銀行員はどんな強みを得られるの?
- 転職時に『強みよりも大切なもの』はある?
と思っている銀行員の悩みを解決できる記事になっています。実際に、僕は三井住友信託銀行を退職し、未経験のWebマーケ業界に転職しました!
その際に転職エージェントなどを利用したことで、『銀行員としての強み』も客観的に分析できたので、以下で紹介しますね!
この記事では『企業側から見た銀行員の強み』→『銀行員が仕事で得られる強み』→『強みよりも大切なもの』の順番に解説していきます。
目次
転職時に感じた、企業から見た『銀行員の強み』は3つ!
面接官の発言や、転職エージェントなどを活用して『企業から見た、銀行員の強み』は以下3つと感じました!
- 銀行員ブランドがあること
- ストレス耐性が強いこと
- 仕事が丁寧なこと
実際にボクが転職をして『特に強みになるな〜』と感じたのは、銀行員ブランドです。
やはり銀行に入るために、倍率の高い試験や面接をくぐり抜けているため、『少なくとも、こいつは一定レベルで優秀だな』というフィルターがかかっているように感じました。
他にもまだまだありますが、詳しい内容を書くと長くなってしまうため、気になる方は下記を参考にしてくださいね。

銀行員として得た『強み』は5つ!転職時に使おう!
『実際に、銀行員として働いて得た強み』が何かを紹介します!
僕も『銀行員は強みがない!』とずっと思っていたのですが、他の企業で働いて初めて気づけた強みもありました!
配属部署などによって多少異なりますが、具体例も交えながら紹介していきます。
- 地道な作業をコツコツ継続できる力
- リスク管理力が身につく
- 論理的に説明できる力
- 経営者とお金の話ができたこと
- ストレス耐性
銀行員の強み1:地道な作業をコツコツ継続できる力
銀行員として最も得ることのできた強みは『地道なことをコツコツ継続できる力』だと考えています。
膨大な量の資格取得のためにコツコツ勉強をしたり、営業では電話、メール、訪問などのあらゆる手段でお客様と信頼関係を築いたり、膨大な事務手続きだったり。
何か1つの結果を得るために、他の人が嫌がるような地道な仕事も『当然のように』毎日こなし、継続できる力が身についたと思います。
この力は、今ブログを書いている瞬間や事務手続きや他の仕事の場面でも活きていますし、銀行以外の業界の人からよく評価される点です。
銀行員の強み2:リスク管理力が身につく
特に法人営業をする場合は『リスク管理力』が命ですよね。
銀行の基本的な仕事は『お金を貸すこと』です。お金を貸すということは『確実に返してもらえる』という確証がないと貸せません。
だから、『企業の将来的なリスク、今抱えているリスク、どのような理由で返済できるのか』など様々な角度からリスクを洗い出し『本当に返済できるか?』を徹底的に考えます。
将来のリスクと現在のリスクを想定し、それに対する対策を準備し、先回りして行動する力は銀行でこそ得られる強みです。
銀行員の強み3:論理的に説明する力
全く情報がない人に対して論理的に説明し、物事を正しく理解させる力が身につきます。
融資を検討する場合『上司、課長、支店長、審査部』など融資先の企業を全く知らない人に対して『なぜ、この企業に融資すべきか』をロジカルに説明しないといけないからです。
『なぜこの企業に融資するのか』『本当に返済できるのか、その根拠は何か』を資料に落とし込み、様々な質問も想定して、自分なりの回答も準備します。
このように、何も知らない人が『ある何か、を完璧に理解して納得する状態』まで論理的に説明できる力が身に付けられたはずです。
銀行員の強み4:経営者や資産家とお金の話ができたこと
『転職先で役立つ』というよりも『あなたの人生で役立つ』ものとして捉えてください。
法人営業なら、様々な経営者の方と会い、経営に対する考え、今後の世の中の流れを意識したビジネスなどの考えに触れることができます。
また、資産家の方と会えば『お金を増やす上で重要な考え、手段』などお金の本質を学べます。
大学を卒業してすぐに『経営者、資産家』の方々とお会いして、その人たちの考えに触れられる機会は滅多になく、貴重な経験です。
銀行員の強み5:ストレス耐性
この強みを全面的にアピールすると言うよりは、面接官との会話の中でサラっと伝えてアピールすべきです。
『上司からの詰め、何十種類ものノルマ達成のプレッシャー、銀行独特の人間関係、体育会の環境』はかなりストレスがかかっていたと思います。
そういった環境でも『常に自分が与えられた仕事をこなしていくこと』は並大抵のことではないと、銀行以外の業界の人たちと話して初めて気づきました。
面接官との会話の中で『さらっと話せるネタ』を用意しておくと『お!ストレス耐性ありそう』と印象づけれます
銀行員の強みは多いけど、大切なのは『転職時期』です!
これだけ『銀行員時代に得られた強み』を紹介しておきながら、大切なことは『転職時期』と言ってしまってスイマセン。笑
たしかに『強みはどのように仕事にいかせそうですか?』という質問は必ず聞かれます。
しかし、『”あなたに任せたい仕事”と”あなたの強み”がマッチしているか?』を確認するためであり、合否を大きく左右する要素ではないです。
転職を成功させる上で本当に重要なのは『転職時期』です。
『強み』ではなく、転職時期が大切!
以下2つの転職時期を考えることが非常に重要です。
- 転職時の世界の景気、転職市場の景気
- 転職時の年齢
世の中の景気が良ければ採用人数を増やす企業も増えますし、転職時の年齢が第二新卒であれば、なおさら転職はしやすいです。
逆に今この瞬間に『銀行の経営破綻』などが起きたら、数万人の銀行員と『転職活動で競争』することになるわけですよね?
倍率が数倍〜数十倍になるわけです。それでもあなたは勝ち残っていけそうでしょうか?ボクはより有利なポジションに立ちたかったので転職しました。
転職時期についてベストタイミングを知りたい方は、以下を参考にしましょうね!

まとめ:銀行員の強みは、どの転職先でも通用します!
銀行員は様々な強みは得られますが、正直そこまで強みは重要じゃないです。
僕が未経験のwebマーケ業界に転職できたのは『銀行員としての学習能力の伸びしろ』を期待されたからです。
特にIT業界、webマーケ業界であれば、トレンドが早く1〜2年で新たな情報が加わるため、未経験の方でも採用されます。
もし僕と同じように『銀行員から未経験の業界に転職したい!』という方がいれば下記を参考にしてください。
