クニトミ
Twitterアカウント:フォロワー数は44,000人以上
- ブログでよく使われるリライトって言葉はなに?
- ブログ記事のリライトってどうやるの?
- 正しいリライト方法を教えて欲しい
こんな悩みを解決できる記事を書きました!
この記事で解説する『狙ったキーワードで1位をとるためのリライト方法2つ』を実践すれば、今まで以上に多くの人に読まれるブログ記事を書けますよ!
なぜなら実際に上記の内容を実践したことで、1位を獲得できているからです。(細かいクエリも入れるとかなり膨大なキーワードで1位を獲得できています。)
正しいリライト方法を実践すれば、少しずつ順位が上がって、最終的には上位表示を狙うことができるので、ぜひじっくり読み込んでくださいね。
※狙ったキーワードで検索上位を取るためには、どうしても『良質なコンテンツ』である必要があります。リライトしただけでは簡単に1位は当然とれないので。
目次
【ブログの前に】リライトとは何か?
リライトとはrewriteという単語でして、『再び書く、書き換える』という意味があります。
Web業界では、『リライト』=『ブログ記事の内容を書き換えて、より良いものにする』という意味合いで使われることが多いですね。
『リライトは改善って意味か〜』程度に理解できればOK!
正しいリライトとは
『とにかくリライトが大切らしいよ!』『順位が上がらないからリライトした!』という人が多いですが、なんの根拠もないままリライトしているケースがほとんどです。
以下の内容をしっかり抑えて初めて、正しいリライトができるので、ここはしっかり覚えておきましょう!
- どのような箇所を
- どのような数値・データを基準にして
- どのくらいの数字結果だった場合に
- どのように改善して
- どのような数値に改善されればいいのか?
この5つを正しく抑えないリライトは、おそらく失敗しますし、うまく改善できても再現性がないものになります。
実際に正しいリライト方法を行なったことによって、得られた成果を以下で紹介しますね。
正しいリライトの効果
正しくリライトをすると以下2つで大きな改善効果が得られ、検索順位が上昇しやすくなります。
- タイトルのクリック率
- ユーザーが記事を読む滞在時間
効果1:クリック率上昇によって、検索順位UP
たとえば、検索キーワード『副業 おすすめ』のタイトルをリライトした例を紹介しますね。
下の画像は『副業 おすすめ』での検索順位ですが、3月前半は検索順位が3位でしたが、徐々に順位が下がっていました。
3月27日時点でサーチコンソールのデータを確認した際に、タイトルのクリック率も3.6%と非常に低かったので、リライトする決断に至りました。
そして3月27日にタイトルのみを変更した結果、クリック率も徐々に伸びていきました!
- 変更前(クリック率3.6%):サラリーマンの僕が教える!おすすめの副業は1つだけ
- 変更後(クリック率17.9%): 副業で月57万稼ぐサラリーマンの僕が教える!おすすめの副業は1つだけ
そしてクリック率が改善されたことで、以下の画像でもわかる通り検索順位も伸びていったんです!
3月27日にリライトし、4月11日には順位が3位になっています。(行なったのはタイトル変更のみ)
このように正しいリライトを行えば、クリック率が向上して、検索順位も上昇するのがお分かりいただけたと思います。
効果2:滞在時間が伸びることで検索順位UP
次に検索キーワード『ツイッター フォロワー』の記事の中身をリライトした例を紹介します。
下の画像は『ツイッター フォロワー』の検索順位で、3月30日は65位でした。
以下の画像は『ツイッター フォロワー』の記事の滞在時間でして、見て分かるように3月31日ごろは滞在時間が48秒でした。
さすがに滞在時間が短いと考え、3月31日に記事の中身を改善した結果、4月1日から徐々に伸び始めて、4月6日には6分まで伸ばすことができまいした。
以下の画像を見たら分かる通り、検索順位も3月31日から少しずつ上昇しているのがお分かりいただけると思います。
上記のように正しいリライトを行えば、滞在時間も上昇して、検索順位も上昇するわけですね。
誤ったリライトの効果
上記では偉そうに、リライトして検索順位が上がった成果ばかりを書いてすいません。
ボクもブログを始めた頃は誤ったリライト方法ばかりを実践しており、以下のようになかなか結果が出なかったんです。
- タイトルを改善しても、余計にクリック率が低下し、検索順位も下がった
- 滞在時間を伸ばすために、記事の中身を改善しても、余計にユーザーが離脱して、さらに検索順位が下がった
- リライトしても検索順位がどんどん下がっていくので、『ただ単に』時間を無駄にした
『なんでこんなに頑張ってるのに順位は上がらないんだよ!』というみなさんの気持ちも非常にわかります。
だからこそ、これからこの記事で紹介する『正しいリライト方法』をマネしていただき、ご自身のブログ改善に役立てていただけたら幸いです。
それでは以下で、リライトで改善したい項目2つを紹介しますね。
ブログ記事のリライトで改善したい数値は2つ
リライトで改善したい数値は以下2つです。
- 平均CTR(タイトルのクリック率)
- 記事の滞在時間
平均CTRは以下の画像の通り、サーチコンソールで確認ができます。
記事の滞在時間は、Googleアナリティクスの『行動』→『サイトコンテンツ』→『全てのページ』→『平均ページ滞在時間』で確認できますよ。
※アナリティクス画像は『正確な数値が分かる画像』を載せていまうと、規約違反になるので、画像を載せれずすいません。
平均CTR(タイトルのクリック率)を改善する理由2つ
平均CTRを改善する理由は2つあります。
- PV数が増えるから
- 掲載順位がUPするから
タイトルのクリック率が増えれば、当然記事を見るユーザー数も増えて、PV数も増えるので改善すべきです。
さらに上記でもデータを見せた通りでして、『タイトルのクリック率増加』=『検索順位がUPする』という関係性もあるのでここは注力すべきですよ。
検索順位が伸びたら、さらにPV数は増えますし、最終的にはあなたのブログの収益が伸びることに繋がるわけですね。
滞在時間を改善する理由2つ
滞在時間を改善すべき理由は、『検索順位がUP』するからですね。
なぜ滞在時間が伸びるといいかと言うと、ユーザーのニーズを満たせている可能性が高いからです。
例えば以下2つの記事があった場合に、有益な情報が含まれている記事はどちらでしょうか?
- SEOに関する情報を載せた記事:100人のユーザーの滞在時間は平均20秒
- SEOに関する情報を載せた記事:100人のユーザーの滞在時間は平均5分30秒
おそらくGoogelも『2番の記事はやたら長時間読まれているな。有益な情報があるのかな?』と考えるはずだし、『なんで1番の記事は全然読まれていないの?』と感じるはず。
SEOのアルゴリズムを完璧に知っているわけではないので、断言はできないです。
しかし上記でもデータで示した通り、『滞在時間が伸びる』=『検索順位がUP』すると言う関係性は少なからずあると思います。
滞在時間が短くても、検索順位が高い記事
おそらくですが滞在時間が短くても検索順位が高い記事は、ラストクリックされている可能性が高いかもです。
『ラストクリック』=『ページをそのまま閉じる』でして、ユーザーは満足したらそのままページを閉じる可能性が高いですよね。
それなら滞在時間20秒でも、ページを閉じていれば高評価を受けて、検索順位が上昇する説明もつきます。
大切なことは『ユーザーのニーズを満たすこと』ですね。そうすれば滞在時間も伸びるし、ラストクリックもされるわけなので。
ブログのリライト方法1:クリック率を改善する5ステップ
上記ではリライトすべき箇所を紹介したので、以下で具体的なリライト方法を解説しますね。
まずはタイトルのクリック率を改善する方法から紹介します!
- 目標にする数値を決める
- サーチコンソールで該当するタイトルを洗い出す
- 平均クリック率以下のタイトルを抜き出す
- タイトルを改善する
- メタディスクリプションを改善する
STEP1:目標にする数値を決める
2017年度に『Internet Marketing Ninjas』からGoogel検索順位の平均クリック率が発表されました。
以下の平均クリック率よりも、下回っているタイトルは改善すればOKです!
1位 :21.12%
2位 :10.65%
3位 : 7.57%
4位 : 4.66%
5位 : 3.42%
6位 : 2.56%
7位 : 2.69%
8位 : 1.74%
9位 : 1.74%
10位: 1.64%
つまりGoogle検索順位で1位のタイトルは、平均で21%はクリックされるので、もしあなたが書いた記事で1位の記事はあるものの、クリック率が21%以下の場合は、改善したほうがいい!
という判断ができるわけです。
タイトルをリライトする際の注意点
タイトルをリライトする際に、対象にする記事の検索順位は1〜10位、もしくは11〜15位を改善対象に含めてばいいと思います。
11〜15位あたりは、タイトルが改善されてクリック率が伸びれば順位が上昇して10位以内(1ページ以内)にランクインする可能性が高まるので、PVも獲得できますよね。
STEP2:サーチコンソールでタイトルを洗い出す
『平均CTR』と『平均掲載順位』をクリックすると、以下の画像のように各キーワードごとのCTR(クリック率)と掲載順位が出てきますよ。
STEP3:平均以下のタイトルを抜き出す
上記の画像を例にして、平均CTR以下のタイトルかどうかチェックしますね。
上の画像のようにサーチコンソールで各キーワードごとの『実際のCTR』『掲載順位』を洗い出し、理想のCTRを横に並べると、『どのキーワードのタイトルが平均CTRよりも低いか?』が一目でわかりますよね。
STEP4:タイトルを改善する
改善すべきタイトルが分かったら、次にタイトル改善方法を解説します。
ただこの記事で具体的な改善方法を書くと、文字量がとんでもないことになるので下記の記事を参考にしてくださいね
- タイトルってどうやって決めるの?
- 魅力的なブログタイトルの決め方ってコツあるの?
こんな疑問を抱えている方のお役に立てる記事です。
ブログ業界も騒然!4倍以上のクリック率を生むタイトルの決め方!検索上位の記事のタイトルを見よ
タイトルを改善する際に、狙っているキーワードで上位表示されている記事タイトルを参考にするのもありですよ。
たとえば『副業』と検索すると、以下のように検索結果に1〜10位のタイトルが表示されますよね。
その中で『このタイトルはいいな〜』『読みたくなるようなタイトルだな』というのを参考にして、タイトルを作るのもおすすめ!
STEP5:メタディスクリプションを改善する
次にタイトルのクリック率を改善するために、メタディスクリプションを改善しましょう。
メタディスクリプションとか、以下の画像の赤枠で囲まれた部分のことです。
しっかりメタディスクリプションの対策を行うことで、タイトルのクリック率を高めることができますよ。
弊社の計測では、実際にmeta description タグをしっかりと設定するかどうかで 1〜2% ほどクリック率の変化が認められる。
引用元:バズ部
仮に1万人見ていたら、そのうちの100〜200人が見てくれるようになるわけでして、Googelを利用している日本人も多いので、その母数が大きいほどに1〜2%はバカになりませんよね。
具体的なメタディスクリプションの改善方法に関しては、『メタディスクリプション最適化3つ』を参考にしてください。
ブログのリライト方法2:滞在時間を改善する5ステップ
次にブログ記事の滞在時間に関して、具体的なリライト方法を解説しますね。
- 目標にする数値を決める
- 30秒以内の滞在時間をアナリティクスで確認
- 書き出しの改善
- 1〜2分代の滞在時間を確認
- 本文の書き方を改善
STEP1:目標にする数値を決める
まずは平均ページ滞在時間が30秒以内の記事をなくすことに注力しましょう!
なぜなら『滞在時間が短い』=『ユーザーが記事の中身を魅力的ではない、読み進める価値はない』と判断した可能性があるからです。
たとえば以下のような状態だと、30秒以内に離脱する可能性があります。
- タイトルと記事の中身にギャップがある
- ブログ記事の書き出しが魅力的ではなく、読み進めようと思わなかった
滞在時間が短いとGoogleからも低い評価をされて、検索順位も下がるのでしっかり対策しましょう。(ラストクリックなら高評価)
STEP2:30秒以下の滞在時間をアナリティクスで確認
実際にあなたのブログのアナリティクスデータを活用し、『滞在時間』が30秒以内の記事を洗い出しましょう。
ただ注意点があり、以下のWebページ(ブログ記事)は対象外でOKです。
- トップページに該当する記事
- カテゴリーページに該当する記事
- お問い合わせページ、運営者情報などのページ
基本的に『検索』によってユーザーが読む記事以外は、優先順位が低いので焦って取り組まなくてもいいですよ。
STEP3:書き出しをリライトする
それでは実際にブログ記事の書き出しをリライトしていきましょう!
書き出しとは、この記事でいうと、H2見出しの『【ブログの前に】リライトとは何か?』の前の導入文をさします。
30秒以内に離脱する原因は『書き出しが魅力的ではない』ケースがほとんどです。
この記事では具体的な書き出し改善方法を紹介すると、長くなってしまうため詳しい内容は以下の記事で解説しますね。
STEP4:30秒〜2分以内を確認
次にアナリティクスデータを活用し、『滞在時間』が30秒以上〜2分以内の記事を洗い出しましょう。
滞在時間が2分以内の記事は、『文章を読み進めるのにストレスを感じて離脱』するケースが多いです。
そのため『文章の書き方』を徹底的に改善する必要がありますので、以下で回解説しますね。
STEP5:本文をリライト
基本的には『結論→理由→具体例』の順番で文章を書くことで、ユーザーも理解しやすくなり、ストレスを感じにくくなります。
とはいえ、他にも文章の書き方で意識すべきことはあるので、『どんな文章の書き方がいいのかな?』と思う方は下記の記事を参考にしましょうね。
ブログ記事をリライトする時の注意点5つ
最後にリライトする際の注意点5つを紹介します!
この5つを意識してリライトするのと、意識せずにリライトするのとでは結果も大きく異なるので、じっくり目を通しましょう。
- 結果の動きを1週間おきに確認!
- 1ヶ月間は様子を見よう!
- 一旦順位は落ちる
- 1つずつやる
- 更新日を入れよう
注意点1:結果の動きを1週間おきに確認!
タイトルや記事の内容のリライトを行ったら、必ず1週間おきに動きをチェックしましょう!
以下の数字の動きを追えばOKです。
- タイトル:改善したタイトルのCTR、検索順位
- 滞在時間:改善した記事の滞在時間、検索順位
注意点2:1ヶ月は様子を見よう
リライトしてもすぐに検索順位は上がらない場合もあるので、1ヶ月間は様子を見るようにしましょう。
『リライトしたけど、すぐに順位が上がらないからもう一度リライトだ!』と焦ってしまうと、何が『効果のある施策だったのか?』が判断できないので、長い目で見るのが大切。
注意点3:一旦順位は落ちる
リライトをすると一旦順位が落ちる可能性が高いので、『うわ!順位が下がったから、元に戻さなきゃ!』と焦らずに行動してくださいね。
Google側からしたら、当然リライトされた記事がでてきたら『この記事なんだろうな?チェックしたいな』って感じで、すぐには順位をあげないと思うので。
注意点4:1つずつリライトしよう!
『タイトルと記事の中身』も同時にリライトすると、どの対策が改善要素だったのかわからないので、1つずつ取り組みましょう!
タイトルをリライトした場合は、2〜3週間は記事の中身はリライトしないほうがいいです。
それと同じで、滞在時間を伸ばすために記事の中身をリライトしたら、タイトル改善は少し時間をおくべきですね。
注意点5:更新日を入れよう
リライトしたら、『更新日』をわかるように入れましょう!
以下の画像をみてください。更新した日付が『2019年4月9日』とわかることで、ユーザーも『最新の情報なんだな!』って理解して、読み進めてくれる可能性が高まるわけです。
お使いのテーマなどによっても『更新日』を表示できないものもあるため、一旦ググって確認するようにしましょう!
ブログ記事のリライト方法は2つ!
上記で紹介した『狙ったキーワードで検索順位を1位にするためのリライト5ステップ』を実践していただくと、記事の検索順位も上がり、多くの人に読まれるブログになり、収益性も高められますよ!
最後にもう一度内容を確認しましょう。リライトする箇所は2つです!
- 平均CTR(タイトルのクリック率)
- 記事の滞在時間
リライトを何度も実践すると、『ユーザーは何を求めているのか?』『逆にユーザーにとって不要はものは何か?』などがわかるようになります。
そうなると、リライトする時だけではなく、SEOによる集客や、お申込件数を増やすことだって思い通りにできるようになるので、ぜひこの記事を何度も読み返してください。
この記事がお役に立てたら幸いです。