クニトミ
僕の家庭はちょっと複雑で幼少期から今日まで『おじいちゃん、おばあちゃん』に育てられました!
『本当の親』は海外にいて、離れ離れでした。だから僕にとって『おばあちゃん』は『お母さん』であり『親』同然でした。(ちなみに、本当の親とはめちゃくちゃ仲良しです。)
そんな親同然の『おばあちゃん』が1週間前に亡くなりました。僕の人生は20代でまだまだ短いですが、今人生の最もどん底にいます。
でも、そんな状況だからこそ『人生において本当に大切なこと』を学べました。
この記事では『7日前の家族の死をきっかけに気づいた、人生で本当に大切なことを10個』を書きます。
「親の死」をきっかけに気づいた、人生で本当に大切なこと10個
1:当たり前の毎日を丁寧に生きること
家族の死をきっかけに、人生で最も大切なこととして学んだことは『当たり前の毎日を丁寧に生きる』です。
もし、僕のおばあちゃんも死ぬ日が近いと知っていたら
- 家族が出かける前に『いってらっしゃい』と言うはず
- 最後のご飯は家族と一緒に食べていたはず
- 家族に『愛していること』を伝えていたはず
『当たり前と思っていた毎日』を必死に充実させようとしていたはずです。
今日が人生最後の日だとしても後悔のないように『当たり前の毎日を丁寧に生きてほしい』と願っています。
2:様々な角度から『悲しみ』を眺めること
『親の死という悲しみ』から、ただ単に『親が死んだから悲しい』と思っているだけでは、この悲しみを乗り越えることはできませんでした。
『この悲しみ』を様々な角度から眺め、今後の生き方を見つけ直したことで『当たり前の毎日を丁寧に生きよう』と決意できたんです。
様々な角度から『悲しみ』を見つめ直し、『意味』を見出してください!それが『悲しみ』を乗り越えることに繋がります!
3:人は幸せになるのではなく、もとから幸せなんだ
おばあちゃんと過ごした何気無い毎日を思い出すと『あ〜僕って本当に幸せだったな〜』って思ったんです。
- 家族が出かける前に『いってらっしゃい』と言うはず
- 最後のご飯は家族と一緒に食べていたはず
- 家族に『愛していること』を伝えていたはず
些細なことですが、そんな時間を一緒に何気なく過ごしていた日々に『すでに幸せはあったんだな』と実感しました。
『人生を成功させるために、家を買ったり、車を買ったりしないといけない』と思いがちですが、実は必要ないんです。
何気なく過ごす「その一瞬一瞬」に実は幸せが詰まっています。『幸せになるのではなく、もとから幸せであること』を知ってほしい。
4:余命をまっとうできると思ってはいけない
余命3ヶ月の人も、20代のあなたも『自分の残されている命を使いきれる』と思っちゃいけないです。
余命3ヶ月の人よりも、20代の人の方が先に死ぬ可能性はあります。余命3ヶ月の人はその余命をまっとうできずに”明日”死ぬかもしれない。
実際に、日本の女性の平均寿命は90歳にも関わらず、超元気な80歳のおばあちゃんが突然死んだんですから。
極端な話、明日死んでも後悔がないように『今』という時間を全力で生きるべきです!
5:大切な人に『愛している』と伝えること
おばあちゃんが亡くなって初めて『愛している』と伝えました。遺体に覆いかぶさり『愛している』と何回も泣き叫びました。
一番最初に思い浮かんだ後悔は『生きているうちに”愛している”と伝えたかった』ってことです。
恥ずかしかったらメールでも電話でもいい。ボソッと伝えるだけでもいい。それだけで、大きな後悔をしない人生が送れます。
6:1秒でも多く家族と時間を過ごすこと
家族と1秒でも多く時間を過ごす工夫をしてほしいです。7日前に家族を亡くした僕が言っているんです。
- 年に1回会ってるなら、年に2回だけでもいい
- 月に1回会ってるなら、月に2回だけでもいい
- 週に1回電話してるなら、週2回だけでもいい
- 毎日1通メールしてるなら、毎日2通だけでもいい
絶対に後悔するから、みなさんには1秒でも多く家族と時間を過ごしてほしいです。
すぐにはこのアドバイスを理解できないかもしれません。でも、大切な人を失う時に『あの時のアドバイスを聞いてよかったな』ってきっと思うはずです。
7:とりあえず『DO』してみること
とりあえず、やってみることです!“やりたいこと”をすぐに実践する人生にしなければ、後悔が積み重なる人生になってしまいます!
「とりあえずやってみて、違ったら方向修正すればいい」そう思うんです。
「自分が心からやりたいことは、とりあえずやってみる」っていう気持ちで好きなことを追い求めた先に「後悔の少ない人生」があります。
8:支えてくれる人のありがたみを一生忘れないこと
家族、親戚、彼女、親友、友だち、辛い時に僕のそばにいてくれた大切な人達の存在なしに、この苦しい経験を乗り越えることはできませんでした。
正確に言うとまだ乗り越えたわけじゃないですけど、そばにいてくれたおかげで、少しずつ乗り越えてきています。
大切な人との死別は人生で最も悲しい出来事です。だからこそ、そんな時にそばにいてくれた人には一生をかけて恩返ししたいと思っています。
是非、大切な人が悲しんだ時はそばにいてあげる人であってください。
9:『生きていること』の素晴らしさを実感すること
『当たり前に明日が来る』と思って毎日を過ごしていたとき、『生きていること』の素晴らしさなんて感じたことがありませんでした。
でも親の死をきっかけに、今こうやって生きていることも当たり前ではないと学べました。
『生きている』ただそれだけでも、十分に幸せなことなんです。今こうやって『生きていること』の素晴らしさを噛み締めましょう!
10:過去と未来を生きるのではなく『今を生きる』こと
家族の死をきっかけに『過去と未来を生きるのではなく、”今を生きる”べき』と学びました。
僕はここ数日『未来への不安』と『過去への後悔』の2つに心が押しつぶされそうでした。
- 『おばあちゃんに◯◯してあげたかった』という”過去”への後悔
- 『これからおばあちゃんがいない日々をどう生きよう』という”未来”への不安
でもふと『予測できない未来』と『変えられない過去』に疲れ果てている自分がばかばかしく思えたんです。
多くの人は『未来と過去』に悩み、憔悴してますが『今』を全力で生きれば、大体の問題が解決できます。どうかみなさんにも『今』を生きてほしいです。
【親の死をきっかけに気づいた、人生で本当に大切なこと】のまとめ
以上が『家族の死をきっかけに気づいた、人生で本当に大切なこと』です!
- 当たり前の毎日を丁寧に生きること
- 人は幸せになるのではなく、もとから幸せなんだ
- 余命をまっとうできると思ってはいけない
- 大切な人に『愛している』と伝えること
- 1秒でも多く家族と時間を過ごすこと
- とりあえず『DO』してみること
- 様々な角度から『悲しみ』を眺めること
- 支えてくれる人のありがたさを一生忘れないこと
- 『生きていること』の素晴らしさを実感すること
- 過去と未来を生きるのではなく『今を生きる』こと
正直めちゃくちゃ辛いです。人生でここまでの絶望を味わったことがないです。このブログを書いている時も、何回も泣きました。
でも、僕の友達が言ってくれました。
『若い時に辛い経験をしたからこそ、そのあとの人生観に自分らしさを見いだせるんじゃない?30、40代で気づけることが、今気づけただけでも価値あるよ』って。
僕はこの言葉に救われました。遅かれ早かれみなさんも必ず大切な人との別れを経験します。
だからこそ『今日が最後の日だとしても後悔がないように、当たり前の毎日を丁寧に生きること』を意識して残りの人生を生きてください。
それだけで後悔が少ない人生を送れます!あなたが少しでも後悔がない人生を送れることを願っています。