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[voice icon=”https://tabinvest.net/wp-content/uploads/2018/11/DSC8038-e1542202994691.jpg” name=”トマル” type=”l”]webマーケターのトマルです。半年で50万PVまでwebサイトを伸ばした経験もあります。[/voice]
すみません、タイトル盛りすぎました。
正しくは『ブラックなベンチャー企業への転職は辞めとけ』です笑
僕は以前9ヶ月働いたベンチャー企業を辞めた経験があります。
理由はブラック企業は僕に向いていなかったため。
この記事を読んでいる人は少なからずベンチャー企業について何かしらの興味や疑問を抱いているかと思います。
[voice icon=”https://tabinvest.net/wp-content/uploads/2018/09/スクリーンショット-2018-09-11-19.01.20.png” ” type=”l”]ベンチャー企業へ転職を考えているけど、ぶっちゃけどうなの?[/voice]→ぶっちゃけブラックが多いです。
[voice icon=”https://tabinvest.net/wp-content/uploads/2018/09/スクリーンショット-2018-09-11-19.01.20.png” ” type=”l”]ベンチャー企業で働いているんだけど辞めて転職したい。。[/voice]→いますぐ辞めましょう。
そこで今回は、「ベンチャー企業を辞めた理由と体験談」「ベンチャー企業に向いてる人と転職のコツ」をご紹介します。
また、ベンチャー企業を即内定で入社した人は要注意なので記事を最後まで読んでみることをおすすめします。
ベンチャー企業で苦しんでいる多くの方に少しでも楽になってもらえたら幸いです!
ベンチャー企業を9ヶ月で退職しました
まずは簡単な自己紹介ですが、僕は現在フリーランスとして生きています。
企業からマーケ案件を頂いたりブログを運営していたりと、ストレスが少ない生活をしています。
今後はまだ未定ですが再就職するかもしれません。
これまでの転職経験は3回。平成5年生まれの専門卒ですが、この年代で転職を3回経験している方はあまりいないと思います。
“落ちこぼれのクズ野郎”と言われても仕方ありませんが、、転職に後悔はしていません。
なぜなら複数の企業で実績とスキルを取得でき、個人で稼げる力を身に付けることができたから。(他にもよかった点はたくさんありますがこの辺りは今度話します)
ここからが本題です。
僕はフリーランスになる以前は、とあるベンチャー企業に契約社員として働いていました。
どんな会社だったのか
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スキルも身につき、とてもやりがいがある会社でした。
ですが、9ヶ月でベンチャー企業退職を決意。
なぜ退職したのか。。
大手企業の場合、昭和的で息苦しく無駄なことが多いという理由で辞める方もいますが、ベンチャー企業を辞めたいと思ったのはなぜか。
ベンチャー企業への転職はやめとけ。ブラックなベンチャー体験談
実際に僕が経験したブラックな実話を紹介します。
この9ヶ月間の経験を通して分かったことは「ベンチャー企業で働くにはそれなりの覚悟が必要」ということ。
本気の覚悟を持たないと心が折れます。いや、下手したら過労死ですね。
では、退職へ至った6つの理由を記述していきます。
※後述する①と④に関しては僕が退職されたあとは改善されているようです。
①【残業代が未払い・休日稼働は当たり前】労務管理が整っていない
ベンチャー企業を退職した1番の要因は残業代の未払いです。
僕の場合は残業代が一切振り込まれていませんでした。
まず、お給料の中に60時間分のみなし残業代が含まれていました。
すなわち「60時間の残業は覚悟してね」と言っているのと同じ。
だが問題なのはこの後。
僕の場合、残業時間が60時間(多い月は100時間ほど)を超えた月が6ヶ月ありましたが、超過分の手当が支払われなかったのです。
みなし残業時間がすでに多いのに超過分の手当が未払いとなると裁判沙汰です。
また、休日稼働は当たり前でした。
リモートワーカーさんとの連絡や打ち合わせが休日メインで行われていたので、ゆっくり休める日も少なかったです。
タスクが減らない時はリモートで稼働してました。
休日出勤はもちろんサービスです。
なぜ、残業代の未払いや長時間労働が発生したのかと言うと労務管理が整ってなかったため。
当時は労務担当者もリソース不足で手が回っていなかったようです。
②身心ともに限界へ。過敏性腸症候群を発症
長時間労働と精神的ストレスにより過敏性腸症候群を発症しました。
発症の原因は現代医学でもハッキリ分かっていませんが、ストレスと大きく関連しているようです。
ここで大事なポイントは会社は個人を守ってくれないということ。
病気発症の原因が不透明なので労災と認められる証拠が見つからず会社側の責任は一切なし。
病気のことを会社側に打ち明けても「自己管理できてないのが悪い」と言われるだけ。→日本社会の現実です。
もちろん治療費は自腹ですし、体調が悪くても仕事が終わらないので休めないという、負のスパイラルになっていました。
社畜の皆さん、仕事より健康が第一ですよ。
③若い組織ならではの”あるある”
若者集団ならではのあるある。
年齢層も若く「感情的になりやすい」「変にプライドが高かったり見栄を張る」といった上司もいました。(僕も社会人3年目まではそうでしたので気持ちは分かります)
そんな方々は大きな子供だったのでしょう。
仕事もプライベートでも他人に対する見栄やプライドは必要ないと思っています。
④心理的安全性に欠けた組織
組織に100%コミットしない従業員は解雇。
「やる気を感じない」「上の指示に従わない」「奥さんが妊娠した」などを理由に解雇になった従業員がいました。
人を使い捨ての駒のように扱うベンチャー企業はたくさん存在します。
僕自身も「いつクビになるか分からない」と常にビクビクしながら仕事をしていました。
⑤経営陣によって会社の風土や雰囲気が決まる
「従業員より会社を優先する」という発言を当時していた経営陣。
例え人が0になっても会社は存続すると意気込んでいました。
僕たちは会社の歯車ではありません。
従業員に感謝の気持ちを持たない経営陣へ。これからの時代そんな会社に若者は集まってきませんよ。
⑥ある種の宗教。マインドコントロールも
会社のビジョンやバリューを従業員に共感してもらうのは大切です。
もちろん僕は共感していましたし、成長させてくれる環境に感謝はしていました。
ですが、ランチタイムや飲み会の席での強制的なビジョン・バリューの連呼はさすがにドン引きしました。
従業員の脳に無理やり企業理念を叩き込むやり方は、思想のコントロールと同じ。
彼らは、我々リーダーたちだけが真理を知っていると主張します。
また、当時は「事業化集団であること」をバリューに掲げていましたね。
若者に”あなた達はカッコいい集団だよ”とモチベを上げさせて低賃金で雇う。(当時の給料は東京都の最低賃金でした)
「ベンチャー企業=給料は低い」「若いから低賃金」という考えを持った考えは平成まで。
これからは人が企業を選ぶ時代になるのでこれらの思想を持ったベンチャー企業は消えます。
僕がベンチャー企業へ転職した理由は自己成長
9ヶ月で辞めてしまったベンチャー企業へ転職した理由は自己成長したいと思ったためです。
優秀なマーケターに囲まれた環境で、KPI設計から数値計測までゼロからマーケティングを学べました。
当時の僕は自己成長のみを求めており、給与は最低限生きていけるだけの金額を頂ければ問題ないと思ってました。
結果としてフリーで飯を食べていけるスキルは身についたので、スキルアップさせてくれた点に関しては感謝しています。
ベンチャー企業への転職に向いてる人は覚悟がある人!
ベンチャー企業に向いてる人は覚悟がある人だと思ってます。
では具体的にどんな覚悟が必要なのでしょうか。
自分を試したい人
自分の実力を試してみたいと思ったらベンチャー企業が向いています。
ベンチャー企業は優秀な人材を求める傾向にあるので、これまで培ってきた経験やスキルを120%発揮できますよ。
自分のスキルや経験にどのくらいの市場価値があるか分からない方はMIIDAS(ミイダス)を使って調べてみてもいいですね。
お金よりも経験!安心・安定をそこまで望まない人
ベンチャー企業は大手企業と比べると給料が低いです。
また、ブラックが多いので僕が経験したように賃金の未払いも発生する場合があります。
ですので労働基準法が気になる方はおすすめできません。
報酬よりやりがいや経験を重視したい人に向いています。
すぐに結果を出せる人
ベンチャーは実力主義です。
入社したらなるべく早く結果を出せれば高く評価されるので、スキルセットを持っている方は向いてるでしょう。
結果よりも過程を大切にしていたり、急ぎの案件がないのにノロノロと残業することに美徳を感じる人は向いていません。
転職は即戦力が優先!教育体制が整っていないベンチャー企業の実態
ベンチャー企業は教育体制が整っていません。
正確にいうと教育に投資する余裕がないのです。
僕の前職も教育体制は整ってなく、スピード感についていけない従業員はすぐに辞めてしまいました。
先述したようにベンチャー企業に必要な人材はすぐに結果を出せる即戦力ですから。
そんな覚悟がある人は転職しても即戦力としてキャリアを詰めるはずです。
ベンチャー企業の多くを締めるIT系の転職サイトレバテックキャリアは、IT・Web系のエンジニアやクリエイターを募集している企業がすぐに見つかります。
早期内定は要注意!ベンチャー企業の転職探しと注意点
これからベンチャー企業へ転職したい人(おすすめはしませんが)、ベンチャー企業を辞めて転職をしたいと考えている方はまず、自己分析と自己観察をすること。
「自分はどんな仕事ができるのか」「これまでにどんな評価を受けてきたのか」などを紙に書いてみて整理してみることをおすすめします。自己分析の詳細
自分の方向性や大きな目標が定まっている人は自己分析だけで良いが、転職の目的がしっかりしていない人は、この自己観察を行いましょう。自己観察の詳細
自己分析と自己観察をじっくり行うことで、自分が潜在的に求めている企業が見えてくるはずです。
ブラック企業の見抜き方は「内定の速さ」
短時間の面接で即内定を頂ける企業はブラック企業と思いましょう。
特にベンチャー企業に該当することですが、十分な引き継ぎをせずにすぐに従業員が辞めてしまうため緊急に人材が必要になります。
その場合の採用基準は「会社に耐えられるか」が鍵です。
やる気がある若手なら即内定もらえるので、その場では安堵な気持ちになってしまいますが、入社すると面接時に言われた事と全く違う仕事をさせられるケースもあります。(僕も経験済みです)
面接しながら怪しいと感じたら、思い切って「退職者の穴埋め要員ですか?」と聞いてみたほうが良いですね。笑
また求人ページに「やる気」「成長」という言葉が多く使われていたら注意です。
失敗しない転職をするには
先述したように、転職を失敗しないためには転職サイトの選び方も大切ですが、転職情報サイトに載っている求人がすべてではありません。
転職エージェントを使うのが賢い転職方法。
35年以上の歴史あるマイナビの人材紹介マイナビエージェントなら大手・有名企業から隠れた優良企業まで太いパイプを持っているので、転職を成功させたい方はぜひ登録をオススメします。
また、転職を繰り返す人は企業に属すことが苦手かもしれませんね。
そんな方はフリーランスの選択肢も考えてみてはどうでしょうか。
ブログだけでも本気で取り組めば余裕で月収30万いけますよ。
ベンチャー企業を辞めたいと思ったらすぐに転職しよう
最後にベンチャー企業で働いている方で「会社が辛い」と思っている方へメッセージを送ります。
今すぐに会社を辞めましょう。
我慢し続けても会社に迷惑をかけるだけ。
理想の企業はきっと見つかります。
人が会社を選ぶ時代となってきている平成の終わり。
転職するほど経歴に傷が付くと思う方が多いかもしれません。
経歴を重視する企業はたくさんありますが、特に気にする必要なんてありませんよ。
あなたのことを本当に必要とする会社は「転職回数」より「スキルや人柄」を重視するのですから。
会社はあなたを守ってくれない
僕のベンチャー企業でのブラックな体験談と転職のコツを紹介しました。
簡潔にまとめると、僕のような労働基準法に煩い人はベンチャー企業への転職をおすすめしませんが、お金より経験ややりがいを重視できる覚悟ある人は挑戦してみても良いでしょう。
ベンチャー企業へ転職しようか迷っている方は、自己分析をしたり優秀な転職エージェントに助けてもらうのも一つの手段です。
またベンチャー企業で社畜になっている方はすぐに転職しましょう。
時間と体を犠牲にしてまで働く必要なんてありません。
ブラックなベンチャー企業はあなたを守ってくれませんから。
転職を考えている方におすすめ▼
https://tabinvest.net/banker/it