前職は三井住友信託銀行で働き、現在はwebマーケ会社で30名ほどが関わるWebメディアの編集長を勤めている、クニトミです。
ブログを書いている人だけ読んでください。たった3分で読み終わります!
この記事には『画像、見出し、タイトルへのSEO対策、記事内でのSEO対策』などは一切ないです。あえて読みやすい工夫はしません。もっと大切なことを伝えたいからです。
この記事でSEO対策をしない理由は『SEO対策以上に大切なこと』をあなたに伝えたいからです!
お伝えしたいのは『”あるキーワードで検索してきたユーザーの悩み”を徹底的に考えることが、ブログを書く上で最も大切である』ということです。
なぜならユーザーは検索したいから検索するのではなく、『自分の何かしらの悩みを解決するため』に検索するからです。
例えば『新宿 パン屋』とグーグルで検索した人は、以下のような悩みを解決するために検索をした可能性が高いです。
- 新宿で美味しいパン屋はあるかな?
- 美味しいパン屋を初心者の私でも分かるように比較してくれないかな?
- 新宿駅からなるべく近いパン屋はあるかな?
などなど、他にもたくさんあるでしょう。
別に『新宿 パン屋』を検索したいから検索するのではなく、『何かしらの悩みを解決するため』に検索するんです。
にも関わらず、、、
- 『タイトルにキーワードを入れた方がSEO的にいいらしいぞ!』
- 『画像は文章の内容と一致するものを使った方が、SEOで評価されるよ』
- 『見出しにも徹底的にキーワードを盛りこもうぜ!グーグルから評価されるらしい!』
いつしか、僕たちは『グーグルから評価されること』が目的になり、ユーザーのことを一切考えずに『画像、見出し、SEO対策、内部リンク、アフィリエイトリンク』を設置するようになりました。
その結果2013年あたりから、グーグルのアルゴリズム改良によって検索圏外に飛ばされたり、過剰なSEO対策をしたことでグーグルからペナルティーを受けたりするwebサイトが続出しました。
本当に大切なのは『ユーザーの悩みを徹底的に想定し、どのwebサイトよりも分かりやすい解決策を提示すること』です。
『ユーザーの悩みが何か?』を理解せずに、どんなメッセージを伝えればいいのでしょうか?
どんなメッセージを伝えればいいのかわからないのに、どんな画像を設定して、どんな見出しにして、どんなレイアウトにして、どんな役立つリンクを貼ればいいのでしょうか?
『ユーザーの悩みを解決するために、これからあなたがしようとすることは本当に役立つのか?』を徹底的に考えてください。
- 『この画像を貼ると、ユーザーはイメージしやすいかな?』
- 『この見出しは、ユーザーにとってわかりやすいかな?』
- 『このリンクは、ユーザーにとって役に立つものだろうか?』
と自分に問いかけてください。
もしユーザーにとって『不必要』と理解しているにも関わらず、強引に『何かを足すこと』はグーグルから低い評価をいつか受けるでしょう。
時代の変化によって『ブログの本質、存在価値』が問われる今だからこそ、改めて『ブログはなんのために存在しているのか?』を考えてください。
その答えこそがSEO対策の本質です。
ユーザーこそ、web世界の中心であり、ブログの中心であり、メッセージの中心なんです。
あなたがこれから書こうとする記事は、ユーザーのどんな悩みを解決したい記事でしょうか?