- ブログの文章の書き方は?
- 文章力が0でもいい文章を書きたい
- 検索で上位の文章はどう書くの?
- 文章を書くコツ、注意点は?
クニトミ
本業はWebマーケ会社で編集長を務め、副業はブログで月500万稼いでます。
この記事で解説する『ブログ文章の書き方10ステップ』を実践すれば、文章力がない人でもプロ並みの文章を書けるようになり、多くの人に読まれるブログを作れるようになりますよ。
実際に上記の内容を実践したことで、たった1記事で32万PVを達成できる記事を作れました。
記事前半では『ブログで求められる文章』について解説し、後半では『良質な文章の書き方10ステップ』を紹介しますね!
目次
【前提】ブログ記事の書き方の全体像
まず大前提として、そもそも魅力的な記事を作るには上記10ステップの過程があることを理解しておきましょう!
ちなみに今回は『ステップ5:本文の書き方』に焦点を当てて記事を書いていきます!
もし『文章の書き方だけではなく、多くの人に読まれるブログを書けるようになりたい!』と思う方は、下記を参考にどうぞ!
【定義】いいブログ文章=ストレスのない文章
そもそも『ブログを見る読者が求める文章』=『ストレスのない文章』です。
なぜならブログを見る読者は、『読むことに対する意識が低い』から。
そして上記を理解するには、『web媒体(ブログ)で必要な文章力』と『紙媒体(本、雑誌)で必要な文章力』の違いを理解すると分かりやすいかもです。
以下で詳しく解説しますね。
- 紙媒体(本、雑誌):情報の質と量を高め、魅力的な言い回しなどを活用して文章を書く
- web媒体(ブログ):見やすさ、分かりやすさを重視してストレスのない文章を書く
・Web媒体を読む読者の特徴
Web媒体(ブログ)を読む読者は、読むことに対する意識が低い傾向にあります。
理由は、無料で読める記事がネットに山ほどあるし、質の低い記事があっても他の記事を読めば代わりはたくさんあるからです。
たとえばGoogleで検索して読む記事は無料ですし、『うわ〜分かりにくいな〜』って思ったらすぐに『別の記事読もうかな』ってなりませんか?
そのためweb媒体(ブログ)で必要とされる文章力は『いかに読者の興味を惹き、ストレスのない文章を書くか?』になります。
・紙媒体を読む読者の特徴
逆に、紙媒体(本、雑誌)を読む読者は、読むことに対する意識が高い傾向にあります。
なぜなら本や雑誌などは、『お金』を事前に払っているから。
そのため支払う値段が高いほどに『なんとか多くの学びを得よう』と必死に本を読むわけですよね…
また本は実体験をベースにした希少性が高い情報が多いため、『読みにくかったら他の本を読めばいいや』とならないのも、『読む意識が高まる要因』になっていると思います。
ストレスのない”ブログ文章の書き方”10ステップ
繰り返しになりますが、Web媒体(ブログ)で求められるのは『ストレスのない文章』です!
つまり『誰でも分かりやすい文章を書く』もしくは『分かりやすい工夫』をすればOK。
以下では本業でも副業でもブログを運営して、月50万PVを達成した僕が、『ストレスのない文章の書き方10ステップ』を紹介しますね!
1:伝えたいことを明確にする

伝えたいことを明確にすることで文章を書く方向性が定まり、説得感を持たせられる文章を書けるようになります!
逆に、伝えたいことを明確にしないと、まとまりのない文章になってしまうので注意しましょう…
2:ブログでは論理的な文章構成を使う
論理的な文章構成を使えば、読者もストレスなく文章を読み進めることができます!
僕は以下の『文章の型』を使ってます。
- 結論:この記事で伝えたいこと
- 理由:なぜ、その内容を伝えたいのか
- 根拠:『結論、理由』が正しいことの根拠(なくてもOK)
- 具体例:その主張が正しいことを示す具体例
- 反論への理解:結論に対する反論を前もって予想(なくてもOK)
- 再度結論:再度、結論の内容を伝える
クニトミ
『結論→理由→具体例→再度結論』が基本の型です。『根拠、反論への理解』はたまに使います。
3:接続詞のバリエーションを増やす
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理由:なぜなら、理由は、その理由は、根拠は、理由は1つ、
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具体例:実際に、たとえば、具体的には、例えるなら、つまり、分かりやすく言えば、もう少し噛み砕くと、〜がいい例です。もし〜
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反論への理解:もちろん〜、しかし〜、その一方で〜、逆に〜
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再度結論:というわけで、そのため、繰り返しになりますが、大切なのは、要するに、おさらいです。
毎回同じ接続詞を使うと『機械的な文章』になってしまうので、上記を参考にして接続詞のバリエーションを増やしましょう!
とはいえ『どうやって使うんだろう?』と疑問の方もいると思うので、以下でテンプレートを紹介しますね。
ブログ文章構成のテンプレート
クニトミ
接続詞は緑色です。例文を参考に、上記の接続詞バリエーションを活用して文章を書いてみてください!
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結論:ブログでPV数を増やしたいなら、『記事数』ではなく『記事の質』が重要。
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理由:なぜなら『記事の質』が低ければGoogleの検索結果に上位表示されないからですね。
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具体例:実際に、副業コンパスで質の低い10記事をピックアップし、『質』を重視して改善したところ、大幅に順位がUPしました。以下の画像が実際のデータです。
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根拠:根拠となる画像を用意するのが好ましい。
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再度結論:そのため『毎日記事を更新すること』にとらわれず、『どのブログよりも分かりやすい記事作り』に時間を費やしてくださいね!
4:同じ文末を連続で使わない
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×:不適切な例
ブログ運営するなら、Twitterが重要です。なぜならTwitterからも流入を見込めるからです。Googleだけの検索流入に頼ると、アルゴリズムアップデートがあって順位が下がった時にきついです。
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◯:適切な例
ブログ運営するなら、Twitterが重要ですよ!なぜならTwitterからも流入を見込めるから。Googleだけの検索流入に頼ると、アルゴリズムアップデートがあって順位が下がった時にきついんですよね…。
どうですかね?恐らく『◯:適切な例』の方が、『人間味がある文章だな〜』と感じる人が多いかと…。
同じ文末を2〜 3回連続で使うと、機械的で人間味がない文章に感じるので気をつけましょう。
クニトミ
以下では、様々な文末のバリエーションを用意したので、ご参考にどうぞ。
- 文末:です、ます、ですよ、〜しますね、〜ですよね、〜かと思います、〜だと思ってます、〜という感じ、〜かと、〜しましょう、〜してくださいね、『…』『!』『‥』『?』
5:1度読み直す
文章を書いたら、『自分の母親でも理解できる文章か?』と確認しながら1度読み直すのがオススメ。
そうすることで、『”難しい表現や単語”を避けて、誰でも理解できる文章』を書けるようになるかと。
6:1見出し、4行に収める


1見出し4行くらいがスマホ画面にギリギリ収まる状態であるため、個人的にはPCでブログを書く際は4行で収めるのがオススメ!
とはいえ『結論→理由→具体例→再度結論』を活用すると4行に収まらない場面もあるので、意識する程度でOK。
余計な単語、文章を削る方法
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×:不適切な例
ブログ運営するなら、Twitterがめっちゃ重要ですよ!Twitterが重要な理由は、Googleからの検索流入だけでなく、Twitterからも流入をとても見込めるから。そして、Googleからの検索流入だけに頼ると、アルゴリズムアップデートがあって順位が下がった時にかなりリスクなんです…。
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◯:適切な例
ブログ運営するなら、Twitterが重要ですよ!理由は、Twitterからも流入を見込めるから。Googleからの検索流入だけに頼ると、アルゴリズムアップデートがあって順位が下がった時にリスクなんです…。
どうですか?余計な単語を削るとコンパクトになった気がしません?
クニトミ
文章が長くなりすぎたら、下記を活用して無駄な文章を削除しましょう!
- 装飾語を消す(とても、かなり、めっちゃ)
- 接続詞を消す(なぜなら、理由は、)
- 重複する言葉を消す
7:黒太文字、赤太文字を活用

『大切なポイント』を強調でき、文章に抑揚をつけられるので飽き飽きせずに読者が文章を読んでくれる可能性が高まりますよ!
8:回りくどい表現がないかチェック
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△:おすすめしない例
ブログで稼ぐには、ブログ記事の『量と質』どっちが重要か知っていますか?よく『量か?質か?』という議論がたくさんされていますよね…。これは個人的な考えになるのですが、『記事の質』が重要だと思っています。
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◯:適切な例
ブログで稼ぐには記事の質が重要です。なぜなら〜〜〜
ユーザーは常に『答え』を探すためにブログ記事を読んでるので、常に結論ファーストで文章を書きましょう!
もちろん『質問、遠回しな表現』を意図的に使う場合もありますが、初心者向きのテクニックではないので注意しましょうね…。
9:装飾を使える箇所を探す

装飾がないと読みにくいし、文章が続いて飽き飽きする。

『箇条書き、囲い線』などの装飾を活用することで、デザインが美しくなるし、ユーザーの理解度も高まる
クニトミ
ちなみに箇条書きなども活用すると、さらに見やすくなりますよ!
10:数字を使える箇所があるかチェック
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△:不適切な例
文章が長くなったら、読み直ししましょう
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◯:適切な例
文章が300文字よりも長くなったら、2度読み直ししましょう
クニトミ
『数字』を入れることで具体的になって説得力が増えますよ!
・まずはステップ1〜5に取り組もう!
いきなりステップ10までやろうとする慣れない作業で挫折すると思うので、まずはステップ1〜5に取り組みましょう!
論理的に文章をかけるようになったあとで、微調整としてステップ6〜10に取り組めばOK!
ストレスのないブログ文章に仕上げるコツ3つ
このコツ3つを使えば、文章の書き方が慣れてなくても『分かりやすくて、ストレスのない文章』を作れますよ!
非常に費用対効果も高いので、ぜひ試してみてくださいね!
1:画像を使う

読者の理解度も高まるので、積極的に画像を活用するのがオススメ!
クニトミ
副業コンパスは、シャッターストックという画像サイトを活用しています。気になる方は下記をご参考にどうぞ。
2:吹き出しを活用する

吹き出しを使うと文章に抑揚をつけられるし、自分の顔を覚えてもらえるし、『重要なポイントなんだな!』と相手の注意も引けます!
3:質問を投げかける
ここでみなさんに1つ質問があります。
たとえば『海外の観光地として人気な国ランキング100🇯🇵』みたいなテレビを見た時に、1つもクイズがなく、淡々と100位〜1位を紹介する番組ってつまらなくないですか?
『第50位の国はどこでしょうか?』などのクイズがあるから、頭を使うし、答えが知りたくてみ続けてしまうと思うんですよね…
クニトミ
質問を作ることで、読者も頭を使ってブログを読んでくれようとしますし、飽き飽きせずに読んでもらえることを覚えておきましょう!
より説得感のある文章を書く際の注意点3つ
最後に、ストレスがない文章を書いた後で『より説得力を持たせる文章を書く際の注意点3つ』を紹介しますね!
この3つの注意点を意識して文章をかけるようになると、あなただけのオリジナルの文章が書けるようになって他のブログと差別化できますよ。
1:見出しで伝えたいことは1つ
書く見出しで『伝えたいことは1つか?』を必ず意識しましょう!
よく1つの見出しで『2つも3つも同時に伝える記事』がありますが、複数を伝えようとすると文章は長くなるし、論理構成もめちゃくちゃになりがちかと…
2:自分だけが持つデータ、画像を使う


独自性があり、他社はマネできない。
上記の通りでして、『自分しか持っていないデータ・画像』を使えば文章に説得力が増しますし、マネされにくい記事を作れるようになります。
3:実体験に基づいた内容を書く
『結論→理由→具体例→再度結論』という文章構成を今後使う機会が多いと思いますが、赤色の部分はなるべく『実体験に基づいた内容』を書きましょう!
正直『結論』の内容は誰でも同じ事が言えます。
しかし『その結論で主張する内容』の説得力は『理由→具体例』で大きく代わり、実体験にもとづいて書かれている”結論”ほど、説得力が大きい。
誰でも書けることを書いていては意味がありません。ぜひ『あなたにしか書けない文章』を書いて、読者の心を動かしてください!
ブログ記事の書き方をマスターせよ!
いかがでしたでしょうか?
この記事で解説する『ストレスのない文章の書き方10ステップ』を活用すれば、文章力が0の人でもプロ並みの文章を書けるようになりますよ!
最後にもう一度確認しましょう!
- 伝えたいことを明確にする
- 論理的な文章構成を使う
- 接続詞のバリエーションを増やす
- 同じ文末を連続で使わない
- 1度読み直す
- 1見出し、3〜4行に収める
- 黒太文字、赤太文字を活用
- 回りくどい表現がないかチェック
- 装飾を使える箇所を探す
- 数字を使える箇所があるかチェック
とはいえ冒頭でも説明しましたが、文章の書き方というのは『ブログで100点の記事を作るための”一部”』にしかすぎません!
もし『え?どうやって、検索上位を狙えるブログをかけるようになるの?』という方は、下記を参考にどうぞ!